福井県指定 郷土工芸品 越前竹人形
越前竹人形の由来
越前(福井県)は全国有数の雪国で厳しい寒さに耐えた良質の真竹や孟宗竹に恵まれ、これらの竹を利用して籠や花器が古くから作られてきました。
越前竹人形は昭和27年頃、師田保隆・三四郎兄弟により竹の切れ端を利用して、遊び心で作り始めたのが始まりです。
その後、師田保隆の長男、師田黎明が芸術作品として完成させ、数々の賞を受賞し、平成18年世界三大美術館のひとつロシア・エルミタージュ美術館に作品名「若宮」が収蔵されるまでに至りました。
歴史は新しいが、細やかな竹細工の技が伺え、いのちを吹き込まれたかのごとく感じ取れることでしょう。
また、展示館、竹細工実習教室やお土産のコーナーも充実しています。
お立ち寄りの際には、福井県の新しい特産品として、創作竹人形の美に触れてみては如何ですか!!
※一部パンフレット等より記事抜粋。